相続とはどういったものなのでしょうか？簡単に整理してみました。

Contents

そもそも相続って聞くけど、相続って具体的にどういうものなのでしょうか？

相続は、それほど日常に出会うものではありませんが、いつか遭遇せざるをえないことですよね。

ここでは相続ってどういうものなのかを考えていきましょう。

相続とは、何でしょうか？　

「相続」とは、個人が死亡した場合に、その者の有していた財産上の権利義務をその者
の配偶者や子など一定の身分関係にある者に承継させる制度のことをいう。
出典：国税庁資料

（民法８９６条、相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。）

財産上の権利義務とはなんでしょうか？

財産の権利と義務　ですね。つまり、

権利＝財産（プラスの財産）

義務＝負債（マイナスの財産）　

　・現金、預貯金（普通・定期・定額）、株式等

　・貸付金、売掛金、債権　

　・不動産、抵当権等

　・自動車等、貴金属、家財等

　・賃借権　

　・借金、ローン、未払い家賃等

　・未払い税金、債務等

　・被相続人の（行政書士等の）資格等

　・公営住宅の借主の地位

　・被雇用者の地位等

　・委任者、受任者の地位

被相続人：亡くなったご本人（相続をされる人）

相続人：亡くなった被相続人から遺産を引き継ぐ人（配偶者、子供等）