遺言・相続等

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遺言書は、だれのため？
遺言書は、決して自分の為だけではありません。
残される大切な人の為のものだとわたしは考えています。
それは、亡くなってしまったら”気持ち”を聞くことができないから。。
例えば、ご自分の財産を、誰に渡したいのか？それはどうしてか？
一緒に住んでいた長男に家を渡すのが当たり前。当事者はそう考えるでしょう。でも他の人は？
お金がないからもらえない、家ももらえない。そうなった時に不公平感をいただく事はないでしょうか？兄弟姉妹だから？仲が良いから？
実際、問題ないご家族もたくさんありますが、そうでないご家族もたくさんおられます。これは不公平感からそのように感じてしまうのではないかな？と思います。
遺言書でしっかりとご本人が、その気持ちを伝えることで、だいぶその不公平感は和らぐのではないでしょうか？わたしは、そこが一番の大きなところかと思っております。
それに加えて（本来的にはこちらが第一ですが）、法的拘束力が遺言書にはあるということがあります。
亡くなる方のまだ1割程度しか遺言書を作成していない実態がありますが、少しでも遺言書の大切さをお伝えできればと思います。